浅蜊は3~4月の春と9~10月の秋が産卵時期で旬になります。浅蜊や蛤などは殻の中に塩水を含んでいます。味付けには注意を。魚介類のうまみのみで出す汁を潮汁(潮吸物)といい、塩味が基本になりますが好みで少量のうすくち醤油を加える場合もあります。蛤や浅蜊は塩水に浸ける「砂抜き」と、ザルに打ち上げ海水を吐き出させる「塩抜き」があります。
【材料4人分】 「下処理・備考」
あさり・・・・・1パック 約180g
水・・・・・・・500cc (砂抜き済み)
だし昆布・・・・・・6g
{調味料}
酒・・・・・・・・15cc
塩・・・・・・・・・少量 味を見て調整が必要
うすくち醤油・・・・適宜
エリンギ・・・・・30g 拍子木切り
三つ葉・・・・・・・2本 適当な長さに切る
すだち・・・・・1/4個 皮付きのまま薄切り(他は柚子・木の芽など)
【作り方】
○ 砂抜きをして、殻と殻をこすり汚れを落とし塩水に漬けて後、ザルに打ち上げる。(塩抜き)
○ 鍋に水・昆布を入れ30分程おく。
○ 鍋に浅蜊を入れ火にかけ、沸騰直前に昆布を出し、アク取りしながら火を通しペーパーなどで濾す。
○ エリンギを加え、調味する。(塩味に注意)
○ 椀に浅蜊、エリンギ、三つ葉を盛り、汁を張る。すだちを添える。