その時々の旬の食材が料理として器の中で一緒になるものを「出合い物」という。
海の若布と山里の筍とが碗の中で春を演出してくれる。
【材料4人分】 「下処理・備考」
筍・・・・・・・・・80g 柔らかい先の部分を使用
生若布・・・・・・・60g 生わかめがよい
吸地・・・・・・・200cc 下記の吸地殻取る
{吸地}
かつおだし・・・・800cc 一番だしを使用
うすくち醤油・・・・10cc
塩・・・・・・・・・・少量
木の芽・・・・・・・・4枚
【作り方】
○ 筍は先の部分を薄切り。
〇 生若芽は茎の部分を切り取り食べやすく切る。
〇 鍋に吸地を作る。
〇 小鍋に吸地を取り、ワカメ、タケノコを煮る。
〇 椀にワカメ、タケノコを盛り、吸地を張る。
〇 手のひらで木の芽をポンと叩き香りを立て、碗に添える。
※ 木の芽は使用前、手のひらにのせもう一方の手を重ねるように叩くと香りが瞬時に立ちます。【手のひらの中央部を少しくぼませ、木の芽を置き、もう一方の手で軽く叩く】直接木の芽を叩くのではなく空気を圧縮するように叩くと良い。