全国的にもめずらしい餡餅と白味噌の組み合わせ。元旦に雑煮を食べる時に青菜を箸で持ち上げ「名(菜)が上がるように」と願うこともある。神様にお供えした餅、野菜などを神様と一緒に家族一同で食べるのが慣わし。地域色が強く反映され土地の特産物が多く利用されさまざまな雑煮がある。大根、人参の他豆腐、里芋などの根菜類やほうれん草、春菊などの冬の青菜が入る。一度に2~3個食べる人や、お代わりをすることも多い。
【材料4人分】 「下処理・備考」
あん餅・・・・・・・・4個
雑煮大根・・・・・5cm長さ (約100g皮を剥いた重量) 丸く皮を剥き、薄い輪切り
金時人参・・・・・3cm長さ (約40g皮を剥いた重量) 丸く皮を剥き、薄い輪切り
{白味噌汁}
煮干しだし・・・・800cc
白味噌・・・・・・120g
青海苔・・・・・・・・適量 粉海苔では無く、糸海苔がよい
粉山椒・・・・・・・・適宜
その他の具材は好みで使用してください
【作り方】
①鍋に煮干しだし、大根、人参を入れ煮立て火を通す。(アク取り)
②味噌を溶き入れる。
③餅を入れ温める。
④椀に人参、大根を敷き、餅を盛り紅白になるように人参、大根を添える。
⑤汁を張り青海苔を添え、粉山椒をふる。
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≪煮干しだし≫ 浸け込む時間が長いため、あまり煮ないでも十分だしが出る
だしじゃこ・・・・40g 頭、内臓を取る
昆布・・・・・・・・5g 汚れをふき取る
水・・・・・・・・・1ℓ
【作り方】
①容器に水、昆布、じゃこを入れ10時間ほどおく。(夏場は冷蔵庫で)
②昆布だけを取り出し、残りを鍋に入れ煮立てば、とろ火にしてアクを取り、布漉し。