【けんちん汁】
「けんちん汁」は「巻繊汁」「建長汁」と書く場合もあります。
巻繊とは卓袱料理で細切り、または小さく切った野菜のこと。
豆腐を炒めて作った料理で、建長とは鎌倉の建長寺で作られたともいわれます。
【材料2人分】 「下処理・備考」
木綿豆腐・・・・・・100g かるく水切り(水切りすると量が減ります)
大根・・・・・・・・・60g 4cm長さ程度で細めな拍子木に切る
金時人参・・・・・・・20g
牛蒡・・・・・・・・・10g 汚れを落とし笹がきして水にさらす
里芋・・・・・・・・・80g 皮を剥き小切り、下茹で
こんにゃく・・・・・・60g せん切りにしてさっとゆでて打ち上げる
胡麻油・・・・・・・・15cc
{汁}
だし汁・・・・・・・800cc 昆布だし・かつおだし・煮干しだしなど好みで
うすくち醤油・・・・・20cc
細葱・・・・・・・・・・1本 好みに切る
七味・・・・・・・・・・適宜
【作り方】
○鍋に半分量の胡麻油を熱し、水切りした豆腐を炒める。
〇十分に水分が出てきたら一度鍋から取り出す。
○同じ鍋に残りの胡麻油を熱し、大根、金時人参、水きりした牛蒡、こんにゃくを加え炒める。
○だし汁、豆腐を加え調味し、沸騰すれば弱い火力で材料に火を通す。(アク取りをする)
○椀に盛り、葱、七味をふる。