【新茶葉ちりめん】
立春から数えて八十八日目を八十八夜とよび、古くからこの日に摘んだお茶を飲むと
一年間無病息災で過ごせると伝えられています。
鹿児島あたりから新茶の摘み取りが北上してくるこの時期、
新茶(一番茶)を飲む。食べる。で二度おいしさを味わうことができます。
【材料4人分】 「下処理・備考」
ちりめんじゃこ・・・・・・一握り 約40g
新茶・・・ティースプーン4杯ほど 使用するのは10gの新茶葉でお茶を飲んだ後の茶ガラ
一味・・・・・・・・・・・・適量 好みの量
胡麻油・・・・・・・・・・・適量 (5㏄程度)サラダ油、オリーブ油など
【作り方】
○飲んだ後の茶ガラの水分を取る。
(皿などに広げ、レンジで水分を少し飛ばす)
(完全に水分を飛ばす必要は無い)(無い場合はペーパーなどで絞る)
○フライパンを熱し、胡麻油を加え軽く水分が飛ぶように炒める。
(火力ランプを3~4)(または火力ワンタッチボタン「中」を)選択)
○ちりめんじゃこを加え炒める。
○全体に乾燥してパリッとするまで炒める。仕上げに一味を振る。
(チリメンジャコの塩気で食べられるのですが足りない場合は少し塩を加えます)
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【お茶の入れ方】(4人分)
茶葉(ティースプーン4杯) 湯量(300~400cc) 湯の温度(70~80℃) 進出時間(約40秒)
※湯の温度が高くなるとうま味以外に渋みが多く出ます。
葉の種類や湯の温度を変え好みの変え美味しいお茶を楽しみます。
○急須に茶葉をティースプーン3~4杯入れる。(好みで増減)
○湯呑に沸騰した湯を入れ湯冷ましを作る。
○70~80℃位に冷めた湯を急須に入れ蓋をする。
○約40秒待ち、軽く急須を回す。
○湯のみに少しずつ均等に注いでいく。最後の1滴まで注ぐこと。
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※お茶を飲んだ後の茶ガラ(殻)は抗菌作用のあるカテキンや
酸化防止効果のあるビタミンCなどはお湯に溶けだすため、
茶ガラはカビたり、傷みやすくなるので保存にむかない。
直ぐに調理すれば数日間は冷蔵庫で保管は可能。
(長期間保存する料理では無いので、その日に飲んだ後の茶ガラを利用して作るとよいです)
※お茶の成分の多くは茶葉に残っています。
捨てずに食べることで無駄なく栄養価を摂取できます。
※新茶は二番茶、三番茶に比べカテキン、カフェインも少なく茶ガラではなく、
茶葉そのままでも料理などに使えます。
※ご飯に合う料理ですが、お酒のおつまみとしても利用できます。